パチンコ屋の店長の漫画

わりと好きな漫画さん、”堀田あきお&かよ"のご夫婦。

 

そのお二人の旅の漫画や、親の介護などの漫画も好きなのだけど、

 

「田舎弱小パチンコ店長奮闘記 」

 

という、パチンコ屋の店長の日々の業務やお客さんや店員とのやりとりをつづった漫画も好き。

 

いつ発行の本から分からないんですが(もう本棚から探し出すのがめんどくさくて)、アマゾンのレビューを見ていると、2007年のレビューがある。

今年、2022年のレビューも数点あるので、まだ継続して売れ続けているんだと思う。

パチンコのファンはまだ根強く全国にいるし、パチンコ漫画雑誌だって、この世にあるわけで。パチンコ屋の裏話などに興味ある人もたくさんいることだろう。

 

当方は、”堀田あきお&かよ"の旅漫画が好きで、ほかの作品がないかと探している内に、この漫画にたどり着いた。

パチンコは一切しない。

 

そのパチンコ屋の裏話の漫画、どうやら元はブログらしく、それの漫画化というわけです。裏話といっても、お客さんとの人情話的や人を雇う側からの視点の話が多くて好きです。

また、もういないかもしれないけど、最後の方に「釘師」と呼ばれるお爺さんとパチンコ台の釘の調整をする人の話があって、これが良かった。

パチンコ業界の話はよく分からないが、もう昨今ではパチンコ台の釘の調整をするのは不正改造的な扱いになるのではないだろうか。

お客に遊んでもらう反面、ある程度は絞るといった、微妙な釘の調整をする釘師の話はなかなか興味深かった。

夜中に釘師の人と店長とで、トントンと、一台一台、パチンコ台の釘を調整していく風景。

長年の経験を積んでこられた職人だから成せる業が夜中に人知れず行われる(ほんとに人に知られない職人芸だと思う)。。。。

 

トントンと。

 

いい風景だ。

 

 

今回、

 

【終了】パチンコ店の閉店相次ぐ

alfalfalfa.com

 

という、まとめサイトの記事を見て。

 

ああ、そういえば、パチンコ屋の店長の漫画があったなと、久々に思い出したわけです。

 

漫画自体は一巻で終わっていますが、モデルとなるブログの主がいるということは、リアルなパチンコ屋の店長としての暮らし続いてるわけで、そのパチンコ屋の店長のブログはどこぞと探してみますと、アメブロにありました。

 

 

田舎弱小パチンコ店長奮闘記|ぱちんこ業界の素敵な面々

ameblo.jp

 

しかし、2009年で更新が終了している。

 

目に見えてパチンコ屋さんは減ってきているし、残念だけど、もしかしたら・・・とも思う。パチンコ屋にいかない当方でも、パチンコ屋の締め付けは厳しくなっているのは知っている。

ましてや、客商売。人を呼んでなんぼ。さらに地方とあれば、人口減少でパチンコを打つ人の母数がそもそも少ない。漫画の中でもおじいさん・おばあさんが打っている姿が見られる。商売を続けようと思うと、老人の方々も大事だけど、先のことを見ると若い人も呼ばないといけないんだが、地方の若い人の数は限られるだろう。

大型店みたいな規模の呼び込み営業も出来ないだろうし。

 

ともかく、釘師も含め、そこのパチンコ屋で働いていた人、そこのパチンコ屋に通っていた人たちの暮らしが、一巻の中だけでも切り取られて残っているって、いいなってしみじみ思う。

かつてあった人々の生活って、それを思い出す人がいなくなってしまうと、無くなってしまうと思う。思いだす人がいないと。

 

 

 

「有明は午前4時」の歌詞

有明は午前4時 

f:id:leolioxp:20190801213556j:plain

photo by 写真AC

追い求め続けた 幾多の試練と有明は午前四時
地平線の向こう 未だ振ろ向かず 君の中 目を醒まして
果てしなく広がる 夢や希望には 何時いつだってすぐ側に
同じ気持ち抱え 更なる高みへ その両手伸ばしてゆけ

ぺージ捲る措る度 ココロが躍る そこに連なる無数の輝き
断ち切れない絆を結んでく 素敵な言葉 胸の奥刻む

辛いことも沢山ある それを乗り越えたら輝く未来 今掴み取れ


眩しい朝焼けに ユラユラ揺れてた有明は午前四時
特別じゃないから みんな同じでも それぞれの正義がある
振りかざすのならば 背負うべきものを知ることで強くなる
高鳴る鼓動へと思い馳せてゆく 始まるよこの場所から


夢や希望と 明日あすへのヒカリを  僕等ぼくらは 何時いつだって探していて
乗り越えた先で待っているもの 輝く今に変えてゆけるから


守るべきは 明日あしたの君 考えてみようよ 何が出来るのかな 始めよう


追い求め続けた 幾多の試練と有明は午前四時
地平線の向こう 未だ振り向かず 君の中 目を醒まして
果てしなく広がる 夢や希望には 何時いつだつてすぐ側に
同じ気持ち抱え 更なる高みへ その両手伸ばしてゆけ